超抜11秒5

京都メーン「第19回平安S」ではG1・5勝馬エスポワールシチーが盤石の態勢を整えた。

 エスポワールシチーは朝一番のCWコースで単走追い。6F82秒9~1F11秒5の時計をはじき出して末の伸び脚は超抜だった。主戦騎手・佐藤の手応えももちろんいい。「スムーズな感じでいいんじゃないかな。何もケチをつけるところがない。だんだん動ける体になっている」。最近は坂路での最終追い切りが多かったが「馬場が悪いからコースで」と鞍上が判断。09年から10年にかけてG1を5連勝した時はCWコースで追い切っており、問題視するには当たらない。

 09、10年と2年連続でJRA最優秀ダートホースとなった王者も昨年は苦しんだ。G32勝を挙げたが、G1では後輩馬の後塵(こうじん)を拝した。かしわ記念3着、帝王賞2着、南部杯4着、JCダート3着…敗戦続きでも、まだ闘志の炎は消えていない。「負けたけどJCダートをメイチで走り切れたのは良かった。厳しい状況に追い込まれて、それから頑張る馬。頑張る気が出てきているのがいい」と前走のJCダート後、上向いた感触をジョッキーは伝える。

 不屈の人馬がもう一度頂点へ。視線の先にはもちろんG1フェブラリーSがある。ここはその前哨戦。実績面を考慮すれば絶対的な主役だ。ましてや58キロの重量は有利に映る。このあたり、佐藤はこう語った。「59キロでも60キロでも関係ない。G3にはG3なりのやりづらいところはあるけど、まあ、問題ないんじゃないかな。走るフォームやバランス感覚がいい感じになっている」。健在ぶりをアピールする絶好の舞台だ。
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# by dfhdfhadfd | 2012-01-24 13:15